2024年版【GCP資格の勉強 PDE編】Firestoreのネイティブモード(Firestoreモード)とDatastoreモードの比較とは？について解説します。
（★注意：GCP資格 Professional Data Engineer(PDE)試験の公式テキスト・問題集などを元に独自にまとめたものです）
Google Cloud Platform（GCP）のProfessional Data Engineer（PDE）試験では、Firestoreのネイティブモード（Firestoreモード）とDatastoreモードの違いを理解することが重要です。
以下に、両モードの比較を詳述します。
Firestoreのネイティブモード（Firestoreモード）とDatastoreモードの比較
| 機能 | Firestoreネイティブモード | Datastoreモード |
|---|---|---|
| データモデル | ドキュメントベースのデータモデル、コレクション内のドキュメントとしてデータを格納 | エンティティベースのモデル、キーとプロパティを持つエンティティを使用 |
| クエリとトランザクション | 強力なクエリ言語をサポート、複雑なクエリとトランザクションが可能 | シンプルなクエリ言語、基本的なトランザクション機能を提供 |
| ストレージ | Firestore基盤上で動作、Google Cloudのインフラで管理 | Firestore基盤上で動作、Google Cloudのインフラで管理 |
| API | Firestore専用のAPIを提供 | 旧来のDatastore APIを利用 |
| スケーラビリティ | 高いスケーラビリティを提供、自動的にデータベースのサイズを調整 | 高いスケーラビリティを提供、自動的にデータベースのサイズを調整 |
| クライアントライブラリ | Firestore専用のクライアントライブラリが提供される | Datastore用のクライアントライブラリを使用 |
| 書き込みの制限 | 1秒あたりの書き込み数に制限がありますが、十分に高いスループットを提供 | 書き込みの制限はFirestoreモードよりも緩和されている |
| リアルタイムアップデート | リアルタイムアップデート機能をサポート、データの変更を即時に反映 | リアルタイムアップデートの機能はサポートされていない |
| オフラインデータの永続性 | モバイルおよびウェブクライアントライブラリでオフラインデータの永続性をサポート | オフラインデータの永続性の機能は提供されていない |
Firestoreネイティブモードは、よりリッチな機能とリアルタイムデータ同期を必要とするアプリケーションに適しています。
Datastoreモードは、以前からDatastoreを使用していたアプリケーションの互換性を維持するために存在します。
FirestoreモードとDatastoreモードを適切に選択し、アプリケーションのニーズに合わせて最適なデータストレージソリューションを提供することが重要です。
データモデル
- Firestoreモード：: ドキュメントベースのデータモデルを採用しており、データはコレクション内のドキュメントとして格納されます。
- Datastoreモード：: エンティティベースのモデルを使用し、各エンティティはキーとプロパティを持ちます。
クエリとトランザクション
- Firestoreモード：: より強力なクエリ言語をサポートし、複雑なクエリとトランザクションが可能です。
- Datastoreモード：: シンプルなクエリ言語で、基本的なトランザクション機能を提供します。
ストレージ
- 両モード：: Firestoreの基盤上で動作し、データはGoogle Cloudのインフラストラクチャで管理されます。
API
- Firestoreモード：: Firestore専用のAPIを提供します。
- Datastoreモード：: 旧来のDatastore APIを利用します。
スケーラビリティ
- 両モード：: 高いスケーラビリティを提供し、自動的にデータベースのサイズを調整します。
クライアントライブラリ
- Firestoreモード：: Firestore専用のクライアントライブラリが提供されます。
- Datastoreモード：: Datastore用のクライアントライブラリを使用します。
書き込みの制限
- Firestoreモード：: 1秒あたりの書き込み数に制限がありますが、十分に高いスループットを提供します。
- Datastoreモード：: 書き込みの制限はFirestoreモードよりも緩和されています。
リアルタイムアップデート
- Firestoreモード：: リアルタイムアップデート機能をサポートし、データの変更を即時に反映します。
- Datastoreモード：: リアルタイムアップデートの機能はサポートされていません。
オフラインデータの永続性
- Firestoreモード：: モバイルおよびウェブクライアントライブラリでオフラインデータの永続性をサポートします。
- Datastoreモード：: フラインデータの永続性の機能は提供されていません。
【練習問題】Firestoreのネイティブモード(Firestoreモード)とDatastoreモードの比較
練習問題1
質問: FirestoreネイティブモードとDatastoreモードのうち、どちらがリアルタイムアップデート機能をサポートしていますか？
- 1. Firestoreモード
- 2. Datastoreモード
- 3. 両方
- 4. どちらもサポートしていない
解答: 1. Firestoreモード
解説: Firestoreネイティブモードは、リアルタイムアップデート機能をサポートしています。Firestoreネイティブモードにより、データの変更が即時に反映されます。一方、Datastoreモードではリアルタイムアップデート機能はサポートされていません。
練習問題2
質問: Firestoreのネイティブモード（Firestoreモード）のデータモデルは何ですか？
- 1. キーとプロパティを持つエンティティ
- 2. ドキュメントベースのモデル
- 3. グラフベースのモデル
- 4. 列指向型モデル
解答: 2. ドキュメントベースのモデル
解説: Firestoreネイティブモードはドキュメントベースのデータモデルを採用しています。Firestoreネイティブモードのモデルでは、データはコレクション内のドキュメントとして格納されます。
練習問題3
質問: FirestoreネイティブモードとDatastoreモードのうち、どちらがより複雑なクエリとトランザクションをサポートしていますか？
- 1. Firestoreモード
- 2. Datastoreモード
- 3. 両方
- 4. どちらもサポートしていない
解答: 1. Firestoreモード
解説: Firestoreネイティブモードは、より強力なクエリ言語をサポートし、複雑なクエリとトランザクションが可能です。一方、Datastoreモードはシンプルなクエリ言語と基本的なトランザクション機能を提供します。
まとめ
PDE試験では、Firestoreのモードごとの特性と、適用シナリオについての理解が求められます。Firestoreモードは、よりリッチな機能とリアルタイムデータ同期を必要とするアプリケーションに適しています。
一方、Datastoreモードは、以前からDatastoreを使用していたアプリケーションの互換性を維持するために存在します。
FirestoreモードとDatastoreモードを適切に選択し、アプリケーションのニーズに合わせて最適なデータストレージソリューションを提供することが重要です。
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