2024年版【GCP資格の勉強 PDE編】BigQuery その他の関数とは?について解説します。
(★注意:GCP資格 Professional Data Engineer(PDE)試験の公式テキスト・問題集などを元に独自にまとめたものです)
BigQueryは、ANSI:2011標準SQLに準拠しており、高度なデータ分析に必要な機能を多数提供しています。特に、UDF(User Defined Function, ユーザー定義関数)やストアドプロシージャ(Stored Procedure)は、BigQueryの柔軟性と機能性を高める重要な部分です。
UDF(ユーザー定義関数)
- 機能と定義: UDFは、標準SQLにはない特定の処理を実装するためにユーザーが定義できる関数です。UDFはSQLやJavaScriptで記述することができ、カスタムのデータ処理や計算に利用されます。
- アクセス制御: 認可されたUDFは、データセットへの直接アクセス権限がないユーザーでも、UDFを通じてテーブルのデータにアクセスできるように設計されています。認可されたUDFにより、データのセキュリティを維持しつつ、必要なデータ処理を行うことが可能になります。
ストアドプロシージャ
- 概要: ストアドプロシージャは、複数のSQLステートメントを一つの単位としてグループ化し、他のクエリやアプリケーションから呼び出すことができる機能です。ストアドプロシージャにより、複雑なビジネスロジックやデータ操作を効率的に実装できます。
- 利用シナリオ: ストアドプロシージャは、データのバッチ処理、トランザクション処理、反復的なデータ操作などに適しています。また、データの整合性を保ちながら、複雑な処理を一貫して実行できます。
【練習問題】BigQuery その他の関数
問題 1: BigQueryのUDF(ユーザー定義関数)について正しい説明を選んでください。
A) UDFはBigQueryでサポートされていない。
B) UDFはSQLのみで記述できる。
C) UDFは特定の処理を実装するためにユーザーが定義できる関数である。
D) UDFにはアクセス制御の機能は含まれていない。
正解: C) UDFは特定の処理を実装するためにユーザーが定義できる関数である。
問題 2: ストアドプロシージャの使用シナリオとして不適切なものはどれですか?
A) データのバッチ処理
B) 単一のSQLステートメントの実行
C) トランザクション処理
D) 反復的なデータ操作
正解: B) 単一のSQLステートメントの実行
問題 3: BigQueryでUDFを使用する主な目的は何ですか?
A) テーブルのデータに直接アクセスする。
B) 複数のSQLステートメントを一つの単位にまとめる。
C) 標準SQLにはない特定の処理を実装する。
D) データのセキュリティを低下させる。
正解: C) 標準SQLにはない特定の処理を実装する。
これらの問題は、BigQueryのUDFとストアドプロシージャに関する基本的な知識を確認するためのもので、GCP資格 Professional Data Engineer(PDE)試験のスタイルに沿った形式で作成されています。
まとめ
BigQueryのUDFとストアドプロシージャは、データ分析とデータ管理の柔軟性を大幅に向上させます。UDFによりカスタムのデータ処理が可能になり、ストアドプロシージャにより複雑なデータ操作を効率化できます。
各機能は、BigQueryをビッグデータの分析と処理のための強力なツールにしており、PDE試験では各機能の理解と適用方法についての知識が問われます。
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