2024年版、GCP資格 PDE試験の「BigQueryのパーティショニングでコスト削減」に関する練習問題を勉強していきましょう。平易な問題文 → 実践的な問題文 → 問題の解き方・解説 → 用語説明の順番で効率的に学べます。
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「2024年版【GCP資格 PDE試験の練習問題】なんと5時間で学べる!」
GCP PDE問題文
「私たちの会社では、過去3年間の履歴データをBigQueryに保存し、毎日新しいデータを追加しています。データサイエンスチームが日付でデータをフィルタリングする際に、BigQueryがテーブル全体をスキャンしていることに気づきました。これが請求額の増加につながっています。クエリの実行機能を維持しながら、どのようにしてコストを削減できますか?」
難解な表現での再記述
(GCPのPDE試験問題のような難解な表現での出題文。内容は上記問題文と同じ)
「ある組織では、BigQueryに保存されている過去3年間の履歴データに対し、日次で新たなデータが追加されるデータパイプラインを運用しています。データサイエンスチームが特定の期間(30日や90日)のデータに対してクエリを実行する際、テーブル全体がスキャンされていることが判明し、これが請求額の急増に繋がっています。SQLクエリの実行能力を保持しつつ、コスト効率を最大化するためには、どのような手段を講じるべきでしょうか?」
問題の解説
- BigQueryでの大規模なデータスキャンが請求額の増加につながっています。
- データのフィルタリング効率を向上させ、コストを削減するためには、適切なテーブル分割(パーティショニング)が有効です。
- 日付に基づいてデータをフィルタリングする必要性があるため、TIMESTAMP型またはDATE型を含む列でテーブルを分割するのが最適です。
解決手順の説明
- BigQueryでDDL(データ定義言語)を使用して、既存のテーブルを再作成します。
- TIMESTAMP型またはDATE型の列を使用してテーブルをパーティション化し、特定の日付範囲のデータに対してのみクエリが実行されるようにします。
- これにより、不要なデータのスキャンが減少し、クエリコストが削減されます。
各用語の説明
- BigQuery: Google Cloudのスケーラブルでフルマネージドなデータウェアハウスサービス。
- パーティショニング: テーブルを特定の基準に従って論理的なセグメントに分割すること。
- DDL (データ定義言語): データベースのスキーマや構造を定義するための言語。
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